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写真６０
二の丸内部から井戸曲輪への城道を見る。西の丸から文字 通りの頭上攻撃を受けることになる。二の丸を落としたとしても、ここから先への進撃は極めて困難だろう。西の丸防衛の重要ポイント。
右側が二の丸核心部の虎口。
二の丸北部の袖曲輪は土塁で囲まれている。「二の丸」というのは西の丸北側の一連の曲輪群を指すらしい。奥に進むと堂の尾曲輪。
左から登城路が上ってきている。
写真６１
二の丸最奥の土塁。この下には深い空堀がある。
左側に上りながら伸びる土塁が西の丸の麓に繋がっている。香川図では西の丸への連絡路になっている。
写真６２
二の丸核心部は３段になっている。
写真６３
この辺は崩れているだけで、当時はちゃんと段差があって、矢印のルートが登城路だったはず。
左側は現在見学路のようになっていて、二の丸核心部へ出入り出来るが、当時ここもきっちりとした段差になって通れなかったはずである。
右側、クレバスのように深く落ち込んだ通路が下の曲輪へ続く。
「袖曲輪跡」の標柱が立つ。二の丸前面を守る、土塁に囲まれた曲輪。
写真６４
ここに門があって、堂の尾曲輪方向からの侵入に備えていた。奥の削平地が二の丸核心部。
写真６５
二の丸袖曲輪と堂の尾曲輪の間は堀切で隔てられている。当時は木橋が掛かっていたはず。
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