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写真29

南馬出し下の堀底から。鍛冶谷戸方向から攻め上って来た敵はこの位置に出るだろう。南馬出し下で左右に分かれた堀はどちらも行き止まりだが、奥が見通せないようになっているうえに、左右からの攻撃に晒されて絶対に進めそうにない。
写真30

写真29の堀を大馬出し上から見下ろす。前後左右から攻撃できるようになっているのが分かる。
南馬出しの木を伐採してくれると見学しやすいのだが。
写真31

大馬出しから南側の虎口方向を見る。曲輪の内側が少し高くなっている。
写真32

大馬出し南側の土塁上から。堀底とはかなりの高低差があり、現在でも滑落したら無事では済まなそう。
写真33

鍛冶谷戸方向への長い坂を見下ろす。ここを登って来る敵は左側の曲輪上からの攻撃に晒されることになろう。
写真34

大馬出し周囲の堀の東側。
写真35

広い土塁というか細長い曲輪というか。左側の大池に対する防御線であるとともに、大馬出し南側の曲輪と連絡する通路になっていたと思われる。現地案内板にある想像図では付け根のところに櫓のような防御施設が描かれている。
写真36

大池への斜面は急角度の切り岸になっていて高低差もかなりのもの。屋敷前を通る通路は「かたらいの路・滝山コース」という遊歩道に続いていて、散歩やランニングをする人も多いためか、2021年6月には落下防止柵が設置されるとのこと。

そして草木が茂るとこうなる…。緑が美しいのはいいけど、やはり冬でないと分かりづらい。