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 天野坂から城内に入る。左右は竹林になっており正面の神社へ続く階段が設置されている。

 香川元太郎の復元図ではこの左手に櫓門が描かれている。

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 設置されている案内板によると、正面に枡形虎口があったらしいが、現在は消失している。左手前の少し高くなっている削平地が虎口前の防御の要所だったのだろう。

写真3
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 天野坂から三の丸空堀を望む。現在でもかなり高低差があるが、当時の堀底はもっと深かったのだろうか。この空堀には立ち入り禁止の表示があって、天野坂からは入れないことになっているのだが、三の丸東側には何の表示もなく、気がついたらこの堀に入り込んでしまうのである。

写真4
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 小宮曲輪南側の空堀。この堀も現在は天野坂の遊歩道に立ち入り禁止の表示があるのだが、小宮曲輪北側から巡ると何の表示もなく、知らないうちに入り込んでしまうという事態が起こる。数年前には自由に入ることが出来た。小宮曲輪に沿って屈曲している。竹林に囲まれた心地よい静寂な空間。

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 堀は何度も屈曲して曲輪からの横矢が掛かるよう工夫されているのが分かる。

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 小宮曲輪上から堀を見下ろす。今もなお、かなりの高低差を持った急斜面が残っている。

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 堀も土塁も状態良く残っている。

写真8
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 小宮曲輪西側の虎口上から空堀を見下ろす。写真右手が土橋になっていて、空堀を遮断している。

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 小宮曲輪北西端からの堀。

写真10
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 小宮曲輪内側。土塁が高い。

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