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写真10

北側に残っている石垣。大きな野面石を積んでいる。周辺には出土した裏込石が大量に積まれて保存してあり、斜面に石を並べた見せかけの石積みなどではなく、本格的な石垣であったことが分かる。
写真11

主郭西側の虎口を見上げる。この石段は資料館建 設時に作ったものと思われる。

写真12

主郭南側にも大きな石がゴロゴロしている。当時この斜面の大部分が立派な石垣になっていたのだろう。
写真13

主郭南側の虎口上から。手前の矢穴がある石は、昭和に入って小牧山を寄贈した尾張徳川家当主・徳川義親の銅像の台座。装飾なのだろうが、残念石みたいな様相である。
写真14

主郭には、国宝・飛雲閣をモデルにしたという小牧市歴史館が建つ。個人の寄付によって建てられたというのは驚きだが、なぜ飛雲閣なのかが気になるところ。
築城当時には望楼を載せた建造物があったと推定されている。
写真15

歴史館の上から北西を眺めると、岐阜城のある金華山を遠望できる。信長もここから稲葉山城を眺めてその攻略策を練ったのだろうか。
時間の関係上、城全体をじっくり見学できなかったのは残念であった。
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